色ともう一つ、見た目に関わる違いとして、艶の有無や度合いがあります。
艶とは、光沢度による塗料の分類です。一般的な塗料のほとんどは、艶ありで、そこに添加剤を混ぜて光沢を落とすことができます。
通常の塗料は基本的には艶ありです。
艶=水を弾いてくれる防水の効果の目安でもあるので、耐久性が高く、汚れなどついても簡単に洗い流すことができます。
艶消し塗料は、艶あり塗料に添加剤を入れるタイプと、初めから艶消しで開発されたタイプがあります。添加剤を入れるタイプは、塗料に混ぜ物をするわけですから、どうしても本来の性能が弱まってしまいます。そのため、耐久性もやや低くなってしっまう点は注意してください。
初めから艶消しで開発された塗料はカタログなどに書いてある性能そのままとなりますが、艶あり塗料と比べると汚れが付きやすいなどのデメリットもあります。
見た目と機能性、どちらを重視するかで艶の度合いはきめるといいです。