光沢感の違い”艶あり/艶なし”


色ともう一つ、見た目に関わる違いとして、艶の有無や度合いがあります。

艶とは、光沢度による塗料の分類です。一般的な塗料のほとんどは、艶ありで、そこに添加剤を混ぜて光沢を落とすことができます。

 

①艶あり

光沢度  70~

耐久性  高い

仕上がり 艶が出て明るい仕上がり

 

②7分艶、5分艶、3分艶

光沢度  6~69

耐久性  低い※

仕上がり やや落ち着いた雰囲気

 

③艶消し

光沢度  ~5

耐久性  低い※

仕上がり マットな重厚感ある質感

 

※艶あり塗料に添加剤を入れて作る塗料の場合

通常の塗料は基本的には艶ありです。

艶=水を弾いてくれる防水の効果の目安でもあるので、耐久性が高く、汚れなどついても簡単に洗い流すことができます。

艶消し塗料は、艶あり塗料に添加剤を入れるタイプと、初めから艶消しで開発されたタイプがあります。添加剤を入れるタイプは、塗料に混ぜ物をするわけですから、どうしても本来の性能が弱まってしまいます。そのため、耐久性もやや低くなってしっまう点は注意してください。

初めから艶消しで開発された塗料はカタログなどに書いてある性能そのままとなりますが、艶あり塗料と比べると汚れが付きやすいなどのデメリットもあります。

 

見た目と機能性、どちらを重視するかで艶の度合いはきめるといいです。